【渡辺岳夫仕事】ヒット主題歌の裏で鈍色に輝くWEIRDビート・ガール「たった一度の恋」。...計8作に渡りシリーズ化され大ヒットを記録した東映仁侠映画『緋牡丹博徒』、その主演を努めた女優:藤純子(現・富司純子)による同映画・主題歌45。その片面、映画とは無関係(いわばイメージ・ソング)の「たった一度の恋」は、ピッチが揺れに揺れる"歴史的"歌唱も相まって背筋の凍てつくようなWEIRDビート・ガール・チューン。間奏におけるベースのグリッサンドも虚しき未練心を歌っているかのよう。
両面で編曲を手掛けている薊けいじとは、後年、民族楽器(特にダルシマー)の演奏者*1として大成する生明慶二のペンネーム。また、[B]の歌詞を手掛けているのは'50年代の東映作品において俳優として活動していた豊野弥八郎なる人物。
オリコン最高46位、チャート・イン期間21週で8.1万枚の売上を記録。 ※JKT裏面に両曲歌詞を掲載